RV車の定義や特徴、メリットとデメリット、選ぶポイントとは

RV車が具体的にはどのような車を指すのか分からないという方は多いかと思いますが、RVとはRecreational Vehicleの略で、主に休暇を楽しむための車を指します。

アメリカではもともとキャンピングカーを差していましたが、日本ではレジャーに適した車の総称としてRVという言葉が使われるのが一般的です。RV車には明確な定義があるわけではありませんが、基本的には人や荷物をたくさん乗せることができる、運転席の視点が高い、悪路に強いといった特徴を持っています。

なお、近年は車の分類方法が細かくなったことにより、RV車という言葉が使われる機会は徐々に減ってきており、SUVやワンボックスカー、ミニバンなどと呼ばれるケースが増えています。

また、RV車は荷物スペースが広く設計されているので、アウトドアやスポーツの際の荷物も楽々積むことが可能です。

加えて、運転時の視点が高いため周囲の様子が見渡しやすく、長時間の運転でも疲れにくい設計となっているのも魅力です。パワー面も優れており、人や荷物をたくさん乗せても快適に走行することができますし、4WDであれば雪道などの悪路であっても安定して走行させることができます。

このように様々なメリットがあるRV車ですが、車体が大きいので住宅街や狭い駐車場などでは運転しにくいというデメリットがあります。特に、運転が苦手という方の場合、車体感覚がつかめずに車を擦ってしまったり、事故を起こしてしまったりする恐れがあるので注意が必要です。

また、車高が高いために立体駐車場が使えないケースがある、軽量な車と比べて燃費が悪く、自動車税や自動車重量税も高いというデメリットもあります。

以上がRV車のメリット・デメリットとなりますが、購入する際は利用シーンを明確にした上で、車体の大きさや性能を選んでいくことが大切です。

特に、都市部に住んでおり、家族で一台の車を共用する場合は車体の大きさは十分に検討して選ぶようにしましょう。

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