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俗に「光るナンバー」や「電光ナンバー」といわれている「字光式ナンバープレート(字光式自動車登録番号標)」は、正式名称が示す通り、文字の部分が発光するタイプのナンバープレートのことです。

 

通常の自動車登録番号標は、板全面がアルミニウムでできています。

 

字光式ナンバープレートにおいても板本体(文字以外の部分)については材質は一緒ですが、登録自動車用は文字の部分、軽自動車用は文字の輪郭部分が透明なプラスチックになっており、専用の照明器具を取り付けてナンバープレートをはめ込むことによって、文字が光って見えるようになります。効果が発揮するのは夜間や悪天候のときで、ナンバープレートの視認性が向上します。

 

字光式自動車登録番号標がつくられるようになった背景には、冬にナンバープレートに雪が付着し、周りからは見えなくなってしまう現象がしばしば発生するという寒冷地特有の問題があります。

 

この問題を解決するために北海道の企業が立ち上がった結果、1970年に光るタイプのナンバープレートの交付がはじまりました。当時の光るナンバーは「行灯式」とよばれていて、内部に白熱電球が用いられており、視認性を高める効果があるだけでなく、電球から発生する熱で付着した雪をある程度溶かす効果が期待されていました。

 

字光式ナンバープレートは行灯式のものに改良を加えたもので、ファッション性が若者などから支持された結果、全国的に普及していきました。当初は装着できるのは登録自動車用のみでしたが、2002年に軽自動車用の製造が開始され、軽自動車にも装着できるようになりました。

 

字光式ナンバープレートの取得方法

自動車販売店や代行業者に依頼する方法と、自分で陸運局や運輸支局で申請を行って取り付ける方法があります。

 

作業に必要な知識や技術がないのであれば、業者に依頼をしてつけてもらいましょう。

 

費用は字光式ナンバープレート本体は2枚で3,000円から6,000円程度、照明器具は2個で1万数千円から5万円程度となっており、業者に代行してもらう場合は工賃や代行手数料などもかかります。






 

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